TikTokは、日本だけでも1,677万人が利用している大人気の動画SNSです。
そのため、TikTokでの動画投稿がきっかけで有名になった方もたくさんいらっしゃいますし、ネットビジネスとして成功している話をきくとわくわくしますよね。
数々の動画の中でも埋もれずに大勢の方に見てもらえる、正しい投稿方法はあります。
ターゲット層のアクティブ時間を把握し、適切なタイミングで投稿を続けていくことです。
そんなことを知る必要があるのか、人がたくさん見てくれるタイミングはいつなのか。
本記事では、こちらの疑問についてくわしく説明させていただきます。
今やTikTokは女子高生や若者が暇つぶしで使うSNSではなく、ビジネスにも活用できるとても優秀なプラットフォームとなっています。
特にTikTokはその拡散力の高さから、認知獲得から集客、そして新しい採用手法と徐々にビジネスツールとして利用されてきています。
年間70社以上の企業TikTokを支援する私からしても、本当に多くの企業が活用しててきてるなと感じます。
「SNSで集客したい」
「SNSで採用したい」
「そもそもTikTokって?どうビジネスに活用するの?」
という方は是非下記の資料をダウンロードしてみてください。
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TikTokの投稿が伸びるタイミング
TikTokの投稿を伸ばすためには、知っておくべきポイントが2つあります。
ポイント・自分のターゲット層に合わせた投稿時間帯
・ユーザーがTikTokを利用する時間は日によって異なること
こちらを把握するだけでも、ただ動画が完成したタイミングでぽんと投稿するだけではダメだと知ることができます。
投稿が伸びるタイミングについて、詳しく説明していきますのでごらんください。
ターゲットユーザーがTikTokを利用している時間帯を知る
性別、年齢、職業などによってTikTokの利用時間帯は変わります。
今後特定のターゲット層に向けた投稿をするのであれば、その層に合った投稿タイミングを知る必要があります。
学生に向けるなら通学時間や寝る前、主婦に向けるなら家事がおわって一息つくころのお昼すぎといった想定ができますね。
普段の生活と休みの日をくらべると、利用時間帯も異なる
さまざまな情報を見ると、全体のTikTokユーザーによる利用率もわかってきました。
そのなかで判明したのが、平日と土日祝をくらべるとユーザーの利用時間帯が大きく異なるということです。
平日は一日のなかで見ると夜にTikTokの再生数が全体的に伸びますが、土日祝はおおよそ起床後くらいの時間から寝る前の時間まで、幅ひろく再生数が伸びているようでした。
それならば、特にみてほしい動画が完成した時は土日祝に投稿するという計画をたてても楽しそうです。
TikTokの投稿が伸びる時間
土日祝は全体的に伸びやすいとお伝えしましたが、日数が多い平日にも安定した再生数が欲しいですよね。
TikTokを利用するユーザーの利用状況をみたところ、平日は生活が大きく影響しているようなのでおすすめの投稿時間をまとめました。
・11~13時
・15~18時
・19時~21時
・22時~夜中
その時間帯になぜ投稿が伸びやすいのかを知ることで、もし伸び悩んでもすぐに次の案を出しやすくなります。
再生回数を増やすことができれば、視聴してくれたユーザーによる拡散力でさらに動画の伸びを期待できるのがSNSの楽しいポイントではないでしょうか。
さまざまなおすすめ投稿時間から、ユーザーごとの行動予想までまとめてみました。
6~10時
TikTokは、投稿チェックが気楽にできるので朝起きてすぐひらく人が多いです。
平日なら6時~10時ごろまで、土日祝はおやすみの人が多いのですこし遅い8時〜11時でも見てもらえますよ。
寝起きで脳がぼんやりしていると思いますので、朝はポジティブでわかりやすいコンテンツがおすすめです。
通勤や通学は、ユーザーにとって毎日繰り返す空白の時間なので、ここを狙って投稿すると高い再生数を狙えます。
ここでうまくバズることができれば、お昼休憩タイムのおすすめ欄に乗ってさらに知名度をアップできるかもしれません。
11~13時
学生や社会人がいっせいに昼休みにはいるこの時間、日中ではTikTokユーザーが一番スマホを手に取るタイミングです。
平均して1時間ほど、多くの人が再生をはじめると考えていいはずです。
さらに、平日だけではなく土日祝のお昼ごろも再生数が増加する傾向があるらしく、この時間に動画を見てもらうことがとても重要だという事がわかりました。
15~18時
小学校高学年から高校生にかけて、多くの10代が下校してスマホを手に取る時間帯です。
若者をターゲットにする予定の方は、この時間に注力すると高い再生数を期待できます。
毎日いかなくてはならない学校からやっと解放された瞬間なので、現実の大変さを忘れさせるようなエンタメを中心とした動画を届けたいですね。
逆に学校あるある動画などで共感を集めたり、ためになるライフハック動画で興味を引くのもいいかもしれません。
19時~21時
ここが一日でもっともユーザーが集中する時間で、テレビでもゴールデンタイムと呼ばれるほど重要視されています。
社会人が退勤時にメディア再生をはじめる時間でもあり、社会人がターゲットの方はここで投稿するのがおすすめです。
流行をリサーチして、検索されやすいハッシュタグをつければ多くの人の目に留まりやすくなります。
この時間に視聴者が集中するのは投稿者のなかでも周知の事実なので、あなたらしい個性を出した動画を投稿してください。
22時〜夜中
22時ごろになると、夕食や入浴を済ませて寝る前のリラックスタイムにはいる方が増えるため、ほかの時間帯よりもじっくりと動画を見てくれます。
さらに0時を超えた瞬間、「寝たいけど寝れないからTikTokでも見るか」の層が一定数存在します。
TikTokを利用した経験のなかでも、深夜に脳をつかわず黙々とスライドし続けて「少し休みましょう」の表示が出たことがあるのではないでしょうか。
多くの投稿者が眠りについている間、視聴側のユーザーは寝る前の刺激を求めておすすめ欄をスライドし続けます。
普段見ないようなジャンルでも見てくれる可能性が増えるため、ここで挑戦的な動画を投稿して反応を見てみるのもいいかもしれません。
TikTokが伸びる時間の見つけ方
より良い投稿時間を見つけるために、以下のような方法があります。
・インサイト機能を活用する
・投稿時間をずらしてトライアンドエラーを繰り返す
視聴ユーザーが増えやすい時間帯に投稿してしまえば、たくさんの人が見てくれるというわけではありません。
ユーザーの特徴や趣味嗜好により、どの時間にどんな動画を投稿すると見てもらいやすいかという傾向が変わってきます。
そんな細かい情報を分析するために、インサイトを利用することが大切です。
インサイトを利用するための流れから、その他のアイデアも提案していきます。
ビジネスアカウントを設定する
ビジネスアカウントは、登録するだけでさまざまな機能を利用可能です。
設定方法は、
- ・プロフィール画面の右上の三本線から設定とプライバシーを選択
- ・「アカウント管理」を押す
- ・「ビジネスアカウントに切り替える」を押す
- ・説明に従って設定
という流れです。
投稿した動画を伸ばすため、登録後に見れる詳しいデータを参考にしましょう。
アカウントの「インサイト」を確認する
インサイトは、投稿するために役立つ多くの情報をまとめてくれています。
確認方法は、
- ・プロフィール画面の右上の三本線からクリエイターツールを選択
- ・クリエイターツールの「インサイト」を押す
- ・インサイト画面で「オンにする」を押す
- ・アカウント全体の分析結果が表示される
という流れです。
さらに、情報が知りたい動画を選択して右下の「•••」を押すと、インサイトの確認が可能です。
インサイトの「コンテンツ」から確認する
インサイト内にあるコンテンツを見ると、さまざまなデータを確認できます。
・エンゲージメント
・動画の合計視聴時間や平均視聴時間
・動画の継続率
・セクション別動画視聴数
・地域別動画視聴数
など、今後の動画投稿に役立つ内容ばかりですので、参考にしてみてください。
投稿時間をずらしてトライアンドエラーを繰り返す
インサイトによってデータを見ることができたので、これをつかって最適な投稿時間を明らかにしていきます。
日によって時間を変えて投稿すると、どの時間が一番見てもらいやすかったかインサイトで分析できます。
この繰り返しで判明したベストな投稿時間で、毎日投稿を続けていくと認知度があがり、再生数も伸びていくはずです。
TikTokでベストな時間に投稿しても伸びない場合は?
もし今まで説明した内容を実践しても動画が伸びない場合、以下の原因が考えられます。
・コンテンツの質が低い
・ルール違反をしている
・オリジナル性がない
・投稿の頻度が低い
動画発信をする前提として、視聴者を楽しませるということが一番大切です。
これらの要素は視聴者の気持ちを沈ませ、動画から離れてしまう原因になってしまうので、詳しい説明をごらんください。
コンテンツの質が低い
ユーザーが多い時間帯でも、コンテンツの内容がうすいとすぐスライドされてしまいます。
また、コンテンツの内容が良くても、見づらい画面構成や音のバランスの悪さなど不快点がある場合も動画から離れてしまいます。
友人や身内に動画を見てもらって、アドバイスや感想を参考により良い動画作成をするのがおすすめです。
ルール違反をしている
これは当然のことですが、TikTok公式で定められているルールを違反してしまえば動画を見てもらうことはできません。
違反を繰り返すと、アカウント自体が使えなくなる場合もあるので、炎上商法などと考えてわざとルール違反をしてしまうのは良くないです。
そんなつもりはなくても、運営から違反動画だと認識されてしまう場合があるので、しっかりルールの確認が必要です。
今後おすすめに表示されなくなってしまい、動画が伸びるチャンスを逃してしまいますよ。
オリジナル性がない
芸能人やインフルエンサーの真似をしても、動画を継続的に伸ばすことは難しいです。
その行為自体が喜ばれる要素ではなく、その人自体が好きで見ているからです。
なので、今盛り上がっている投稿のアイデアを借りつつ自分らしい動画を作成するのはいかがでしょうか。
流行のアイデアとオリジナル性を合わせることで、あなた自身を好きで見てくれる人が増えるはずです。
投稿の頻度が低い
1日1投稿は、見てもらうために必要最低限の条件です。
投稿頻度が2日に1回より少ない方は、多少荒いクオリティになってしまったとしても投稿の数を増やす努力をしてみてください。
私生活がいそがしく、狙った時間に投稿するのが難しい場合は、次で紹介する予約投稿を活用してみるのも手です。
TikTokの予約投稿を活用しよう
TikTokには、定期投稿をするために便利な予約投稿の機能があります。
予約投稿は、以下の4ステップで登録ができます。
・ブラウザ版のTikTokにアクセス
・動画をアップロード
・投稿予約に設定する
詳しく説明していきますので、参考にしてみてください。
①ブラウザ版のTikTokにアクセスする
アプリでは予約投稿ができないので、ネット検索アプリでTikTokを検索してブラウザ版にアクセスするか、パソコンでログインする必要があります。
ブラウザを起動して「tiktok ログイン」と検索してTikTokアカウントにログインします。
アプリ版と比べて使いづらいと思いますので、押し間違いに注意してください。
②動画をアップロードする
TikTokブラウザ版にログインしたら、画面の右上にあるアップロードボタンをクリックします。
次に、アップロードしたい動画を選択して「開く」ボタンをクリックすれば、動画のアップロードは完了です。
③予約投稿を設定する
「動画をアップロード」の画面を確認し、動画を選択して説明文などの設定をします。
動画の公開範囲や、ユーザーに許可する項目の選択も重要な設定箇所です。
最後に、「動画を投稿予約」にチェックマークを入れ、公開してほしい投稿日時を設定してください。
すべて再確認して大丈夫でしたら、「投稿予約」をクリックして設定完了です。
まとめ
TikTokをより良く利用するには、アカウントのターゲット層の詳細情報を正しく理解することが大切です。
本記事をまとめると、以下のようになります。
・TikTokの投稿を見てもらえる時間は「6時~10時」「11時~13時」「15時~18時」「19時~21時」「22時~0時」であり、ターゲットによって変わる
・TikTokのインサイトで「どの時間帯がより多く再生されているか」を確認する
・動画が伸び悩んだ時は、内容を見直してみる
・時間帯によって毎日投稿をするのが難しい場合は、予約投稿を活用するのがおすすめ
これからTikTokに投稿していこうと思っている方や、何本も投稿しているのに伸び悩んでいる方の力になれていたら嬉しいです。