
すでに若い世代には、人気の動画投稿サイトである「TikTok」。最近では若い世代以外にも、TikTokで動画の撮影・投稿をしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、TikTokでの動画の撮り方・投稿方法を、初心者の方にも分かるように詳しく解説します。
これからTikTokを活用しようとする方には、役立つ記事内容となっていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

【結論】TikTokに投稿する動画の撮り方・編集方法は?
TikTokで動画の撮影・編集・投稿するためには、以下の9ステップの作業が必要です。これらの作業をすることによって、誰でも簡単に撮影・編集・投稿ができます。
・撮影モードを選択
・楽曲を選択
・メイクやフィルター機能で表示を調整
・撮影速度を調整
・カウントダウン調整、撮影開始
・エフェクトやテキストの追加
・キャプション入力とカバー選択
・動画の公開範囲とコメント許可設定
・投稿
それぞれの作業内容について、詳しくみていきましょう。
撮影モードを選択
まずは、TikTokのアプリを起動します。アプリが起動すると、ホーム画面下の中央にある「+」ボタンをタップします。すると、TikTokの「動画撮影画面」が表示されます。
楽曲を選択
次に、「動画撮影画面」上の中央にある「楽曲を選ぶ」をタップします。すると、「楽曲選択画面」が表示されるので、今回の動画内で流したい楽曲を選びます。
検索窓に直接楽曲名を入れて検索もできますし、おすすめやカテゴリ別に用意された楽曲の中から選択することも可能です。
メイクやフィルター機能で表示を調整
楽曲の選択が完了後、メイクやフィルター機能を使い、動画を撮影する際の加工方法を決めます。メイクとは、動画に映る顔を好みの状態に加工できる機能であり、フィルターとは、写真や動画の色合いや雰囲気を、被写体に合わせて整える機能です。
TikTokの「動画撮影画面」の右にあるタブの中から、メイクまたはフィルターをタップすると、それぞれの機能の設定画面が表示されます。
メイク機能では、「美肌」「コントラスト」「小顔」「目」「小鼻」などの調整が可能です。フィルター機能では、動画の色合いやトーンを微調整するなど、細かい設定ができます。
撮影速度を調整
TikTokでは、倍速撮影やスロー撮影など、撮影速度の設定が5段階あります。これらの撮影速度の中から、自分の好みの速度を設定します。
撮影速度の設定は、「動画撮影画面」の右側にあるメニューから選択すると、「撮影速度設定画面」が表示されますので、そこから設定を行います。
カウントダウン調整、撮影開始
カウントダウン調整を行うと、自分で指定した秒数でカウントダウンが始まり、カウントダウンが完了すると、自動的に撮影が始まる機能です。
「動画撮影画面」でスワイプすると、動画の長さが選択できます。動画の長さはそれぞれ、10分、60秒、15秒があるので好みの長さを選びましょう。
動画の長さを設定した後で、サイドパネルにある「カウントダウン」をタップします。すると、カウントダウンタイマーが表示されるため、カウントダウンの長さを選択します。
カウントダウンの長さの選択が完了したら、「カウントダウンを開始」をタップすると、カウントダウン機能が実行され、カウントダウン完了後に撮影が開始されます。
エフェクトやテキストの追加
エフェクトとは、TikTok上で利用できる動画の加工機能です。エフェクトを活用することで、動画を面白くしたりおしゃれな動画にしたりできます。
動画撮影後に、そのまま右側にあるエフェクト機能をタップすると、「エフェクト設定画面」が表示され、さまざまなエフェクトがかけられます。エフェクトの種類としては、特殊効果やアニメーションの追加などがあります。
テキストとは、動画の画像に重ね合わせて短い文章を付けることができる機能です。動画撮影後に、右側にあるテキスト機能をタップすると、テキストの入力ができます。
キャプション入力とカバー選択
キャプションとは、動画の内容を伝えるための説明文のことです。「動画撮影画面」の画面下部にある、投稿を追加+ボタンをタップし、動画を撮影またはアップロードして「編集画面」に進みます。
そして、画面の端にあるキャプションボタンをタップします。すると、動画の音声が自動的にテキストに変換されます。キャプションが作成されたら、プレビューして各行を編集します。完了したら、保存をタップします。
カバーとは、プロフィールや検索結果などの場所で、あなたの動画をプレビューするサムネイル画像のことです。
「投稿画面」から、動画の撮影または動画をアップロードしたら、「次へ」をタップします。すると、「キャプション設定画面」が表示されるので、画面右上の「カバーを編集」をタップします。
すると、「動画のプレビュー画面」が表示されるため、画面下部の「カバーを編集」をタップし、カバーを設定します。
動画の公開範囲とコメント許可設定
動画の公開範囲は、デフォルトでは公開になっています。設定によって、相互フォローしているアカウントのみの公開や、自分にだけ表示される非表示が選択可能です。「プレビュー画面」の上部にある、設定ボタンをタップし、投稿の公開範囲を選択します。
コメントもデフォルトではオン(許可)になっているため、ほかのユーザーからのコメントを受け付けない場合にはオフを選択します。選択方法は、「動画撮影画面」下部のプロフィールをタップします。
次に、「プロフィール画面」上部のメニューボタンをタップし、「設定とプライバシー」をタップします。「プライバシー」をタップして、「コメント」をタップしコメントを許可するユーザーを選択します。
許可するユーザーには、「誰でも」「相互フォロワー」「オフ(コメントを許可しない)」のいずれかを選択できます。
投稿
「投稿設定画面」下部の右側にある、「投稿」をタップすると撮影・加工した動画が投稿されます。

バズる動画の撮り方
投稿した動画の視聴数を増やすためには、いわゆる動画を「バズらさせる」ことが重要です。バズる動画を撮影するためには、以下の9つのコツがあります。
・カメラを回すようにして撮影する
・タイム効果を使う
・衣装や小物アイテムを変える
・歌詞や音楽に合わせて動画を撮る
・照明や明るさを考える
・デュエット機能で動画を分割する
・コマ撮りする
・スマホアクセサリーなどを活用する
・アフレコで音声を入れる
それぞれのコツについて、詳しく解説します。
カメラを回すようにして撮影する
TikTokの動画はスマートフォンで撮影するのが一般的です。スマートフォンは、動画撮影用のカメラよりも小さく小回りがききます。
そのため、自分でスマートフォンを動かすだけで、臨場感のある動画が撮影できます。
タイム効果を使う
TikTokには、タイム効果という特殊なエフェクトをかけることもできます。タイム効果には、「タイムマシン」「反復」「スローモーション」の3つがあります。
タイムマシンは、動画を逆再生するタイム効果です。たとえば、倒れる動画を起き上がる動画にするなど、普通ではできないような動きをさせることができます。
反復は、動画を繰り返すタイム効果です。面白いシーンやかわいいシーンに使用することで、その動画の見どころを強調させることができます。
スローモーションは、動画がすごくゆっくりになるタイム効果です。なんでもないような動画でも変化が出て面白く見せることができるでしょう。
衣装や小物アイテムを変える
何度も動画を止めて、ワンシーンごとに衣装や小物アイテムを変えることで、おもしろい動画が撮影できます。撮影に時間はかかりますが、その分完成度の高い動画ができあがります。
衣装を変えながら動画を撮影する場合は、着替える前に撮影し、手をかざして撮影を一時停止します。次の衣装に着替えたら、手をかざした状態から引きながら衣装を映すことで、一瞬にして衣装が変わったように見せられます。
歌詞や音楽に合わせて動画を撮る
歌詞や音楽に合わせて動画を撮影することによって、視聴者に離脱されにくい動画となります。なぜなら、音楽と動画の内容が合っていないと視聴者に違和感を与えてしまい、離脱される可能性が高くなるためです。
また、音楽と動画の内容が合っていないことで、動画のクオリティーも下がってしまいます。そのため、たとえば「アップ」や「ダウン」という歌詞に合わせてカメラを上げたり、下げたりすると音楽の雰囲気に合った動画を撮影することができます。
照明や明るさを考える
動画を撮影する際には、照明や明るさを考えて撮影しましょう。なぜなら、明るさを調節することで自分の手などの余計な影が入らず、より綺麗に撮影することができるためです。
動画を撮影する際は、被写体がはっきりと映るように明るい場所での撮影を心がけましょう。特に物撮りの時は、照明の明るさでクオリティーが変わるので、明るさを意識して撮影することが大事です。
デュエット機能で動画を分割する
デュエット機能は、自分が撮影した動画と好きなクリエイターの動画を、画面内で2分割にできる機能です。人気のクリエイターとコラボしているように見えるため、インパクトの強い動画を簡単に作成することができます。
最近では、歌声を重ねる「ハモリ動画」でよく利用されているようです。
コマ撮りする
コマ撮りとは複数の動画をつなぎ合わせる方法で、複数のシーンを組み合わせることで、クオリティーの高い動画を作ることが可能となります。
TikTokは1本の動画にさまざまなシーンを取り入れることができます。コマ撮りを使うことでたくさんの動画を撮ったり、編集をしたりする必要がなくなります。また、コマ撮りして画角を変えることによって、視聴者を飽きさせないようにする効果があり、視聴維持率も上がるでしょう。
スマホアクセサリーなどを活用する
基本的なアイテムですが、「三脚」や「カメラスタンド」は、動画を撮影するにあたって便利なアイテムです。両手を塞がずに撮影ができるため、まるでカメラマンが撮影しているような雰囲気を出すことが可能です。
アフレコで音声を入れる
TikTokやリールなど、ショート動画を発信される方にとって、欠かせない機能になりつつあるのが、アフレコで音声を入れることです。
動画にアフレコを入れることで、動画を見てもらいやすくなったり、オリジナリティのあるコンテンツとして発信ができるようになります。
動画撮影時の注意点
動画を撮影する際には、特に以下の2つの注意点を守りましょう。
・撮影時は許可を取る
・個人情報の漏えいに気をつける
それぞれの注意点について、詳しくみていきましょう。
撮影時は許可を取る
自宅以外の店舗や施設で撮影する際は、必ず事前に管理者や店舗スタッフから許可を得ることが必要です。また、SNSに投稿する目的で撮影する旨も伝えて、撮影可能な範囲や時間帯についても確認を行いましょう。
他の人物が映り込む可能性がある場合は、特に注意が必要です。公共の場所であっても、関係のない人の顔を映すことは避けましょう。
やむを得ず人物が映り込んでしまった場合は、モザイクや加工で個人を特定できないように配慮することが大切です。同様に、他人の私物や自動車のナンバープレートなども、映り込まないよう注意を払うことが必要です。
個人情報の漏えいに気をつける
TikTokを撮影するときは、個人情報の漏えいに気をつけることが重要です。意図せずに自宅や学校、職場が特定されてしまう情報が映り込んでしまうことは珍しくありません。たとえば、窓から見える景色や室内の間取り、通学路や通勤経路なども、動画を撮影した場所が特定されてしまう懸念があります。
そのため、撮影した動画は必ず投稿前にチェックし、個人情報や機密情報が映り込んでいないかを確認をすることが重要です。
初めてTikTokを活用しようとされる方はクラプロへご相談ください
本記事では、TikTokの動画の撮り方・編集および投稿方法を中心に紹介してきました。撮影・編集・投稿とも、TIKTokのアプリで直感的に操作ができるため、初心者の方でも気軽に使えることが分かったのではないでしょうか。
また、動画をバズらせるためのコツも紹介してきました。これらのコツを取り入れることで、より視聴数が多い動画にすることが可能です。
動画を撮影するにあたっては、撮影場所のスタッフに必ず撮影許可を得て、「個人情報」「機密情報」が漏えいしないように注意しましょう。
TikTokで撮影した動画を投稿することによって、多くの視聴者に視聴されることが可能です。ぜひ、情報発信方法の一つとして、TikTokを利用してみてはいかがでしょうか。
