SEO対策とは、ウェブサイトやブログがインターネットの検索エンジンで上位に表示されるように工夫することです。
そのSEO対策について、専門知識がないと難しい、と思う人も多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では
・SEO対策の代行サービス
・SEO対策の代行を依頼するメリット
・SEO代行サービスを選ぶポイント
などについて解説します。
自社のWEBサイトにおいてSEO対策の代行サービスの利用を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
SEO対策は代行できる?内容や費用について
結論から言うと、SEO対策は代行できます。
SEO対策を代行してくれる業者は多く、内容も様々です。
ここでは、SEO対策の代行サービスはどんなことをしてくれるのかを解説します。
具体的には以下の通りです。
・コンテンツSEO
・内部SEO対策
・外部SEO対策
・総合SEOコンサルティング
それぞれを詳しく見ていきましょう。
SEOサイト設計のコンサル
「新規サイトの立ち上げを予定しており、アクセスアップをどんどん狙いたい」という方は、SEOサイト設計コンサルティングを活用してみてはいかがでしょうか。
SEOサイト設計コンサルティングは競合調査やコンテンツの企画立案などを行ってくれるサービスです。
サイトのアクセスアップを狙う場合、最初のサイト立ち上げの段階で「SEOを意識したサイト設計ができているか」が重要なポイントになります。
これから新規サイトの立ち上げを考えている方は、SEOサイト設計コンサルティングへ相談してみることをおすすめします。
ちなみにSEOサイト設計のコンサルティングにかかる費用の相場は以下の通りです。
SEOサイト設計コンサルティングにかかる費用相場
・一括支払い型:数百万~
コンテンツSEO
「記事を増やして自社サイトコンテンツの充実を狙いたい」とお考えの方は、コンテンツSEOを行っている会社へ相談してみてはいかがでしょうか。
コンテンツSEOとは、良質な記事を作成してアクセスアップを狙う手法です。
検索エンジンに評価されるサイトを作るには、検索ユーザーのためになる良質なコンテンツを発信する必要があります。
しかし、コンテンツの制作にはSEOの知識だけではなく、情報をわかりやすく伝える技術が必須なため、時間と労力もかかります。
また、SEO対策の成果を上げるには、サイトの内部対策やコンバージョン(成果)なども意識して制作しなければなりません。
そのため、実際に記事コンテンツの作成は外部に依頼することが多いのが事実です。
「魅力的なコンテンツを揃えて検索ユーザーを満足させたい」と考えているなら、コンテンツSEOを行っている会社に依頼することをおすすめします。
コンテンツSEOにかかる費用の相場は以下の通りです。
コンテンツSEOにかかる費用相場
・月額固定費型:4万円~30万円
・一括支払い型(記事量産型):1000円~5万円/記事
・一括支払い型(ソーシャルメディア拡散型):数百万~
内部SEO対策
SEO対策における内部SEO対策は、サイト自体をGoogleに評価されるように適切な状態にすることです。
コンテンツの追加は行わずにタグやカテゴリー、ディスクリプションの設定など、サイトの設計を見直すことで検索順位の改善を狙います。
内部SEO対策は月額よりも単発の場合が多く、代行する工程幅によって費用が変動します。
内部SEO対策にかかる費用の相場は以下の通りです。
内部SEO対策にかかる費用相場
・一括支払い型:10万円~100万円以上
外部SEO対策
外部から被リンクを獲得するために行われる施策が、外部SEO対策です。
以前は、自社サイト以外のページから被リンクを貼ってもらえると、Googleの検索アルゴリズムにプラスだと言われており、検索順位改善が期待できる、と言われていました。
しかし、その評価基準を利用して、SEO事業者が被リンクを大量に販売していた時代があり、結果、Googleは被リンク販売を違反行為とみなし、ペナルティ対象としました。
被リンク以外にも検索順位を決定する指標は無数にあるので検索順位改善への効果は疑わしく、契約解除とともに被リンクが外されると検索順位が落ちるというリスクもあります。
現在も人工的な外部対策を相談する方はいますが、被リンクの販売はNGです。
まれに、大量の被リンク獲得を掲げている代行サービスがありますが、無理な被リンク獲得は、ペナルティにつながります。
一昔前では被リンクの購入がSEO対策に有効だと言われていましたが、2024年現在、外部SEOを行う代行業者はおすすめできません。
総合SEOコンサル
「SEO対策だけではなく、自社サイトの運営などについて総合的に相談にのってほしい」という方は、総合SEOコンサルティングがおすすめです。
SEOの総合コンサルティングでは、上位表示させるだけではなくセッション数(サイト訪問者数)やコンバージョン率(成果になった比率)の改善を目的に、幅広い相談が可能です。
また、サイト構造やコンテンツの質、新規ページの制作や被リンクなど様々なしい点から改善策を提示してもらえます。
アクセス解析やサイト内のユーザーの動線確認も分析ツールを駆使した施策が期待できるでしょう。
費用の目安は、依頼するサイトの規模や専門性によって変動します。
また、SEOは成果を得るまでに最低でも半年前後の期間を要することもあり、月額制で長期的にサポートするケースが多いです。
自社サイトのアクセスアップに積極的な企業担当者の方は、総合SEOコンサルティングに相談してみてはいかがでしょうか。
総合SEOコンサルにかかる費用の相場は以下の通りです。
総合SEOコンサルにかかる費用相場
・月額固定費型(中小企業向け):10万円~30万円
・月額固定費型(大企業向け):数十万~100万円以上
・一括支払い型:数百万円~
SEO対策を代行してもらうメリット
ここでは、SEO対策を代行してもらうメリットについて解説します。
具体的には以下の通りです。
・施策の質が高い
それぞれを詳しく見ていきましょう。
SEO担当者を雇う必要がない
SEO対策はサイト分析から課題の洗い出し、対策の考案、実際の施策を実施するなど、成果を得るまで時間と労力が必要です。
しかし、一般的な企業や個人ではそのSEO対策を行うことが難しい場合があります。
しかし、SEO代行サービスを利用すれば、専門的な知識や経験を持つライターや編集者に記事の制作を依頼することが可能です。
また、自社で最新のSEOに合わせて手探りでさまざまな施策を行わなくて済むため、遠回りを避けてSEO対策を実施することも可能です。
その結果、SEO対策代行を依頼することで費用対効果を実感しやすいでしょう。
施策の質が高い
SEO対策を専門に行う会社は、当然ながらSEOのプロ集団です。
そのため、自社で対策するよりも、質の高い施策を行えるでしょう。
外注先によって得意分野は異なるものの、プロであることには違いありません。
優良なSEO会社であれば、Webサイトやコンテンツの制作だけでなく、調査や分析まで、充実したサービスを受けることができます。
さらに、自社の業種に強いSEO会社を選定できれば、より適切な施策が取れるようになるでしょう。
ただし、中には悪質な会社もいる可能性があります。
外注先を選ぶ際は、何社かピックアップして比較しながら、自社にあった会社があるかどうかを見極めるようにしてください。
SEO対策を代行してもらうデメリット
ここでは、SEO対策を代行してもらうデメリットについて解説します。
具体的には以下の通りです。
・自分にSEO対策ノウハウが残らない
それぞれを詳しく見ていきましょう。
費用が掛かる
SEO対策を外注する場合、それなりの費用がかかります。
ただし、人材を育成しながら、ゆくゆくはコンサルの範囲を減らしていくと決めておけば、全体のコストは下げられるでしょう。
今はSEO対策に関するノウハウがなくても、先々は自社内で完結することを目標におけば、人材の配置や予算の計画も立てやすいです。
自分にSEO対策ノウハウが残らない
SEO対策の全てを外部の代行業者にまかせきりにした場合、SEO対策のノウハウが自分(自社)に残りません。
そのまま継続して代行業者に任せるのであれば、結果的にコストがかかります。
これを改善するには、SEO代行業者から技術や知識を学んでいくことが大切です。
SEO対策の内製化サポートを行っている会社も数多くあるため、自社の人材を育成しながら外部のSEO会社を利用すると良いでしょう。
SEO対策代行サービスを選ぶポイント
ここでは、数あるSEO対策代行サービス(業者)を選ぶポイントについて解説します。
具体的には以下の通りです。
・作業範囲や契約内容を細かく提示してもらえるか
・顧客対応に重点を置いているか
それぞれを詳しく見ていきましょう。
実績や事例があるか
SEO対策代行サービスを選ぶポイントとして、「実績を多く提示しているか」を確認することが大切です。
サービスに自信のある業者であれば、実際に自社でもWEBサイトを運営するケースが多いため、ここを一つの判断基準に設けるのも一つの方法といえます。
反対に、実績が少ない会社や実績を公開していない会社は、評価の低い会社である可能性が高いです。
作業範囲や契約内容を細かく提示してもらえるか
SEO対策代行サービスを選ぶ二つ目のポイントとして、「作業範囲や契約内容を細かく提示してもらえるか」があります。
例えば依頼先のサイトに契約内容や施策の範囲、あるいは費用について掲載されていない場合は注意が必要です。
コンサルの内容が曖昧な会社を選んでしまうと、後々トラブルを引き起こしかねません。
依頼先のコンサルと営業担当が異なることがあると、当初とは違う費用が請求されるケースもあります。
そのようなトラブルを避けるためにも、予めサービス内容を細かくチェックし、先方のコンサルとも直接話をしておくことが重要です。
さらに、話をしていく中で
・不明瞭な点がある
・はっきりと返答してもらえない
という場合は、その会社と契約しないほうがいいでしょう。
不信感が募る状態では、業務に支障をきたす場合も大いにあり得ます。
顧客対応に重点を置いているか
EO対策代行サービスを選ぶ三つ目のポイントとして、「顧客対応に重点を置いているか」もあります。
SEO記事制作代行サービスを利用する場合、自社の要望やニーズに合った記事を提供してもらうことが重要です。
そのため、サービスがヒアリングや定例のミーティングを行ってくれるかを確認しましょう。
また、SEO対策の効果を最大にするためには、スピード感のある対応が必要です。
そのためには、迅速な対応をしてくれるかどうかも重要となります。
具体的には、記事の納期や修正対応など、迅速な対応ができるかどうかです。
迅速な対応をしてくれるサービスを選ぶことで、自社のSEO対策の効果を早く実感できるでしょう。
まとめ
今回は、自社のWEBサイトにおいてSEO対策の代行サービスの利用を検討している方向けに
・SEO対策の代行サービス
・SEO対策の代行を依頼するメリット
・SEO代行サービスを選ぶポイント
について解説しました。
SEO対策の代行をしてくれる業者は多くありますが、依頼する際には、実績が豊富でスピード感のある対応をしてくれる企業を選びましょう。
今回お伝えしたポイントを推させておくことで、良質なSEO対策代行の業者と出会う可能性は高くなります。
最終的には、自社と業者間の信頼関係が最も重要となるので、課題とゴールを可視化し、伴走してくれるSEO会社を選ぶのが一番です。
また、SEO対策の代行サービスを利用する前に、SEO対策の基礎知識をつけておくこともおすすめです。
基礎知識があれば、どの業者が自社に合っているかがより判断しやすくなります。
この記事がSEO対策の代行サービスを検討している方の役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。