Instagram(インスタグラム)は世界で10億人以上が利用している、圧倒的な人気を誇るSNSです。
Instagramは基本的に「写真や動画を投稿する、見る」ことをメインとしており、フェイスブックやX(旧ツイッター)のように、投稿をシェアする機能は持たないため拡散力は低いとされています。
しかし、文章とは違った視覚的なアピールができるので、企業や店舗が宣伝をすることも増えてきています。
本記事では、Instagramを運用するにあたって知っておきたい用語について解説します。
Instagramを活用していくために、基本的な用語を理解して運用に活かしたいとお考えの方はぜひ最後までご覧ください。
競争が激化する中で新しい集客、新規顧客、採用の導線として競合他社に差をつけたいならInstagramを使うべきです!
◎なぜInstagramなのか?
今やInstagramは女子高生や若者が暇つぶしで使うSNSではなく、ビジネスにも活用できるかなり優秀なプラットフォームとなっています。
特にInstagramはその拡散力と顧客教育、成約までの動線設計の柔軟性の高さから、認知獲得、集客、そして新しい採用手法として活用されてきています。
年間100社以上の企業Instagramを支援する私からしても、本当に多くの企業が活用しててきてるなと感じます。
・Instagramで集客、認知拡大、採用を検討している方
・Instagramに興味はあるが、ノウハウがなくお困りの方
・Instagramをやってみたけど、ノウハウやリソース不足で結果に繋がらなかった方
という方は是非下記の資料をダウンロードしてみてください。
現役のInstagramマーケターが「Instagramアカウント運用の極意」について解説した超有料級のPDF資料を、2024年11月30日まで限定で無料配布しています!!!
Instagramの基本的な用語
ここでは、Instagramを使うにあたって知っておきたい基本的な用語について紹介します。
具体的には以下の通りです。
・プロフィール写真
・ノート
・タイムライン
・フィード
・ストーリーズ
・ハイライト
・リール
・お知らせ
・発見
・いいね!
・保存
・コメント
・シェア
・キャプション
・ハッシュタグ
・DM(ダイレクトメッセージ)
・インサイト
・インスタグラマー
それぞれを詳しく見ていきましょう。
ユーザーネーム
@とそれにつけ足された特定の文字列で作られる、「Instagram上のアカウント名」のことです。
自身のプロフィール画面だと、画面左上に表示されます。
タイムライン上では、プロフィール写真の右側に表示されます。
アカウントを作成するときに設定しますが、後から変更することもできます。
ログインIDとしても使用可能です。
タイムライン
自分がフォローしている人の投稿が、アルゴリズムによるおすすめ順に表示されるところです。
タイムラインとは年表や時刻表という意味で、メニューバーの一番左のアイコンをクリックすると表示されます。
なお、現在の仕様では、時系列では表示できないようになっています。
プロフィール写真
プロフィールのメインの写真です。
タイムライン上部に表示されるストーリーズ、投稿時やコメントの横に表示されます。
ノート
ノートとは、ダイレクトメッセージの画面に最大60文字のテキストや絵文字を残し、今の気持ちや近況をシェアできる新機能です。
昨年12月にアメリカなど、一部の国で導入されたノート機能で、2023年1月に日本やイギリス、ヨーロッパ圏にも提供を拡大しました。
ノート機能のおもな内容は下記の通りです。
・60文字以内のテキストと絵文字を投稿できる
・ノートの公開範囲を設定できる
・投稿したノートは24時間経過すると消える
・ノートに対して返信を送ることができる
ノートは、今の気持ちやプライベートな話題、出来事などを文字にして呟いたり、気軽に投稿できる便利な機能です。
フィード投稿
フィード投稿とは発見タブやタイムライン上に表示され、最大10枚で構成される投稿のことを指します。
多くのユーザーが日頃閲覧する、いわゆる”普通”の投稿です。
画面上の+マークのアイコンから、写真や動画を投稿できます。
ストーリーズ
ストーリーズとは24時間限定で公開される、3秒間のスライドショーのことを指します。
画像だけでなく、動画を挿入することもできます。24時間後には自動的に削除されます。
自分のフォローしているアカウントが24時間以内に投稿したストーリーズがあれば、画面の上部に横並びにアイコンが表示され、タップして閲覧することが可能です。
ハイライト
通常は24時間で消えてしまうストーリーズですが、残しておきたいストーリーズを組み合わせ、プロフィール上に保存できるのがハイライト機能です。
ユーザーはハイライトをタップすれば、保存されたストーリーズをまとめて閲覧できます。
リール
2020年8月に追加された機能で、音声や映像エフェクトといった豊富な編集ツールを使用し、最長90秒の短尺動画を作成して投稿できます。
リールを使えば、TikTokなどで定番の人気コンテンツになったリップシンク動画などを簡単に作成可能です。
お知らせ
最近自分のアカウントをフォローしてくれたユーザーや、自分の投稿に「いいね」してくれたユーザー、自分がタグ付けされた投稿の一覧を時系列で確認できます。
また、ユーザーが興味のありそうなアカウントも紹介してくれるので、他のアカウントを調査したい場合に便利です。
発見
発見タブとはホーム画面上の虫眼鏡マークをタップすることで、アカウントの閲覧状況に応じて、Instagram独自のアルゴリズムによって表示されるおすすめの投稿一覧を指します。
発見タブは多くの方が日常的に利用するため、発見タブに投稿が載れば大量のリーチを獲得することが期待できます。
いいね!
投稿に好意的な気持ちや共感を伝える機能です。
保存
気に入った投稿を保存し閲覧できます。
ここで保存したものは自分にしか閲覧できません。
自身で任意のカテゴリーを作成して保存することもできます。
コメント
投稿に関して自由にコメントを投稿できます。
@を使えば他ユーザーをコメント内にメンションでき、メンションされた人にはお知らせ機能を通じて通知が行きます。
シェア
他のユーザーに投稿を共有・拡散したい場合に使用する機能です。
投稿の右下にある紙飛行機のボタンをタップすることで、他のユーザーにシェアすることができます。
キャプション
「投稿の説明文」のことです。
ここにハッシュタグを埋め込むこともできます。
キャプションのルールは以下の通りです。
・ハッシュタグは30個まで
・テキストは2200文字まで
またURLなどのリンクは記載することができますが、リンク先に飛ぶような設定はできません。
あくまで”テキスト”としてのみ、記載することが可能です。
ハッシュタグ
ハッシュタグはSNSで使われる「#(シャープ)」から始まるタグのことを指します。
Instagramではこのハッシュタグを検索して、同じハッシュタグがついた投稿の一覧を見ることができます。
DM(ダイレクトメッセージ)
特定の相手やグループと個別にやり取りができる機能で、写真や動画の送信や、チャットやビデオ通話をすることも可能です。
投稿にあるDMマークをタップして、特定のアカウントにその投稿をシェアすることもできます。
インサイト
Instagramが提供している公式の分析機能のことを指します。
プライベートアカウントではなく「ビジネスアカウント」「クリエイターアカウント」に切り替えることで、利用できるようになります。
インスタグラマー
「Instagramで大きな影響力を持つ人」のことです。
フォロワー数は1万人を基準にしていると言われています。
インスタグラマーの中には、InstagramでPR投稿することによって収入を得ている人もいます。
Instagramのストーリーズに関する用語
ここでは、Instagramのストーリーズに関する用語について紹介します。
具体的には以下の通りです。
・メンション
・お題に参加
・質問
・フレーム
・GIF
・アバタ―
・音楽
・切り抜き
・アンケート
・リアクションスタンプ
・クイズ
・リンク
・表示
・商品
・カウントダウン
・写真
・料理の注文
それぞれを詳しく見ていきましょう。
場所
投稿に場所を検索して追加すると、特定の位置情報に関連する写真や動画を投稿できます。
場所に関するハッシュタグを使用して検索することも可能です。
メンション
メンションとは、フィード投稿やストーリーズで「@」に続けてユーザーネームを入力することです。
メンションすることによって、ユーザーを指定して投稿やコメントができます。
メンションされたユーザーは、フィード投稿のメンションはお知らせページ、ストーリーズでのメンションではダイレクトメッセージで通知を受け取ります。
その他にも、メンションした投稿ではユーザーネームをタップするとそのメンションされたユーザーのプロフィールに移動できるので、フォロワーにメンションしたアカウントを紹介するという目的も兼ね備えています。
お題に参加
お題に参加とは、ひとことで表せば「そのテーマでストーリー投稿」です。
お題は自分で好きなように入力できるし、テンプレから選ぶこともできます。
誰かのお題付きのストーリー投稿からそのお題で自分も投稿も可能です。
最近ではお題機能のメリットは、ずばり「露出の増加」です。
質問
ストーリーに追加できるスタンプには、質問スタンプもあります。
投稿アカウントが質問を設定して投稿すれば、タップして質問を入力できます。
質問に回答しても、相手にアカウント名は記載されず、質問の内容とその回答だけが、回答者のストーリーに掲載されます。
現在どんなニーズがあるのか調査をするのにうってつけの機能ですね。
フレーム
2024年4月、Instagramでストーリーズにフレーム枠を付けられるようになりました。
また、ユーザーがシェアしたフレームの下の方に「shake to reveal」という文字が表示され、指示通りに振る、もしくはタップすることでぼやけた画像が表示されるようになります。
フレームには写真のメタデータからタイムスタンプを記入(自動で付与)し、キャプションを追加することも可能です。
GIF
Instagramで使える、動く文字やイラストが「GIFスタンプ」です。
GIFスタンプをストーリーズやリールに使用すると、見た目が華やかになって印象的になります。
Instagramを運営する上で、このGIFを使いこなすことはユーザーとコミュニケーションをとる手段として外せないでしょう。
アバタ―
近年、3Dアバターを作れるアプリが増えてきました。
Instagramにもアバター機能が追加され、自分の好きなパーツを組み合わせてアバターを作成できるようになりました。
作成したアバターは、ストーリーズでスタンプとして使用したり、プロフィール写真に設定することもできます。
音楽
Instagramのストーリーズでは、リール投稿と同じように「ミュージックスタンプ」を使って簡単に音楽(楽曲)をBGMとして設定できます。
投稿に音楽があると、それだけで観るのが楽しくなるはずです。
切り抜き
スマホに保存している画像からスタンプを生成できる、スタンプの切り抜き機能がリリースされました。
使用方法は次の通りです。
1)ストーリーズの作成画面でスタンプのアイコンをタップ
2)「作成する」→使用したい画像を選択
3)流れに沿って操作して完成!
※作成したスタンプは保存され、いつでも使用できます。
アンケート
Instagramストーリーズのアンケート機能を使えば、最大4択の質問を追加して、自由なお題でアンケートを取ることができます。
より密なコミュニケーションやニーズの把握ができるでしょう。
リアクションスタンプ
ストーリーズを見た人に反応してほしい時に使えるのが、絵文字のリアクションスタンプです。
投稿者はストーリー上の好きな場所に配置することができ、誰がリアクションしたのかを知ることができます。
タップするだけなので見る側も簡単に感想を伝えることができます。
クイズ
ストーリーズを投稿するとき、クイズスタンプを追加できます。
企業アカウントでは、このクイズを景品付きキャンペーンに利用することもできます。
キャンペーンや販促活動に効果的が期待できるでしょう。
リンク
Instagramでは普通の投稿ではURLリンクを付けることはできませんが、ストーリーズでは様々な場所へフォロワーやユーザーを誘導できるようになっています。
InstagramストーリーズにURLリンクを追加する方法はいたって簡単で、「URLリンクスタンプ」をストーリーズに貼り付けるだけで完了です。
表示
Instagramのストーリーズにはぼかしがかけられます。
自分にメッセージを送信した人だけ、そのストーリーズを見ることができます。
商品
Instagramでは、ショップ以外の場所でも商品を販売できるようになっています。
ビジネスアカウントまたはクリエイターアカウントの方であればカタログに商品をアップロードして、顧客が発見した瞬間にその商品を購入できるようにすることが可能です。
ストーリーズで商品をタグ付けする方法は以下の通りです。
1) ストーリーズを作成する際、スタンプアイコンをタップします。
2) 商品リンクスタンプをタップし、タグ付けしたい商品を選択します。
3) ストーリーズを公開します。
カウントダウン
カウントダウン機能を使うと、ストーリーズ投稿画面にカウントダウンスタンプを貼ることができます。
終了日時を選択すると、カウントダウンが始まり、そしてカウントダウンが0になると、背景にクラッカーが舞い散る仕組みになっています。
企業アカウントであれば、イベントを盛り上げるツールとして活用しましょう。
写真
Instagramのストーリーズで写真を2枚以上コラージュしたい場合に、利用できます。
料理の注文
Instagramストーリーズに料理の注文スタンプを追加すると、ユーザーがスタンプをタップして、提携パートナーのウェブサイトから自分のお店に料理を注文できるようになります。
この機能は段階的に導入されているため、現時点ではご利用になれない場合があります
Instagramのインサイト(分析機能)に関する用語
ここでは、Instagramのインサイト(分析機能)に関する用語を紹介します。
具体的には以下の通りです。
・リーチ
・インタラクション
・アクティビティ
・ホーム率
・保存率
・エンゲージメント
それぞれを詳しく見ていきましょう。
インプレッション数
全ての投稿が表示された合計回数で、閲覧者が投稿を目にした回数のことです。
リーチ
投稿を見たユニークアカウント数です。
同じ人が2回投稿を見た場合でも、リーチとしては「1」になります。
※1人のユーザーが3回同じ投稿を見た場合は、リーチ数が1、インプレッション数は3となります。
インタラクション
いいねや保存といった、ユーザーが全投稿に対してとった行動に関する数値です。
アクティビティ
アクティビティとは、Instagram 上でのユーザー活動を指します。
視聴時間はもとより、写真や動画の投稿、いいねなどの行動や、アカウント情報を更新、検索なども含まれます。
ユーザーが今オンラインになっているのか、だれをフォローしているのかなど、どのようにプラットフォームを使用しているか、そのすべてを表しています。
ホーム率
ホーム率とはフォロワーのうちどれだけのユーザーが、タイムラインから自分の投稿を見てくれたかを表す数値のことを指します。
なおホーム率は「ホーム数÷フォロワー数」で算出します。
保存率
保存率は、投稿を見たユーザーがどのくらいその投稿を保存してくれたかを表します。
「保存」は、お気に入り投稿をブックマークし、あとからすぐに見返せるようにする機能のことです。
なお保存率は「保存数÷投稿のリーチ数」で求められます。
この保存率を向上させることができれば、フォロワーを伸ばすルールに基づいたアカウント運営が実現するため、再現性高くフォロワーを伸ばせるようになるでしょう。
エンゲージメント
エンゲージメントとは、そのアカウント(投稿)に対してユーザーが起こしたアクションのことを指します。具体的には投稿に対するいいねやコメント、保存などが挙げられます。
エンゲージメントはアカウントの状態を知る際や、さらにリーチ数を伸ばす際に活用できる数値です。
まとめ
本記事では、Instagramを運用するにあたって知っておきたい用語について解説しました。
すぐに全てを覚えることは難しいかもしれませんが、始めは基本用語から、運用をしっかりやっていきたいと思ったら専門用語へとステップを踏んで覚えてきましょう。
本記事の内容が、皆様のビジネスにお役立ていただければ幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。