昨今ではInstagramを活用した集客が主要な戦略となっており、多くの企業がこのプラットフォームに投資しています。
インスタ集客の成功の鍵は、Instagramの特性を理解し、適切な戦略を採用することです。
ただし、企業ごとに適した運用方法が異なるため、それを誤ると良い結果が得られないケースもあるのでしっかりとした施策を考える必要があります。
この記事では、インスタ集客のメリットやコツ、運用時にやりがちな失敗、成功事例について解説していきます。
インスタ集客を成功させたい、と考えている方はぜひ最後までご覧ください。
競争が激化する中で新しい集客、新規顧客、採用の導線として競合他社に差をつけたいならInstagramを使うべきです!
◎なぜInstagramなのか?
今やInstagramは女子高生や若者が暇つぶしで使うSNSではなく、ビジネスにも活用できるかなり優秀なプラットフォームとなっています。
特にInstagramはその拡散力と顧客教育、成約までの動線設計の柔軟性の高さから、認知獲得、集客、そして新しい採用手法として活用されてきています。
年間100社以上の企業Instagramを支援する私からしても、本当に多くの企業が活用しててきてるなと感じます。
・Instagramで集客、認知拡大、採用を検討している方
・Instagramに興味はあるが、ノウハウがなくお困りの方
・Instagramをやってみたけど、ノウハウやリソース不足で結果に繋がらなかった方
という方は是非下記の資料をダウンロードしてみてください。
現役のInstagramマーケターが「Instagramアカウント運用の極意」について解説した超有料級のPDF資料を、2024年11月30日まで限定で無料配布しています!!!
インスタ集客のメリットとは?
まずはインスタ集客のメリットをご紹介します。
具体的には以下の通りです。
インスタ集客のメリット・ハッシュタグでターゲットに直接アプローチできる
・サービスの魅力を視覚的に伝えられる
・30~40代のユーザーが急増している
・ストーリーズ機能を使ってリアルタイムに発信できる
・購入までの動線をつなげやすい
・ユーザーと気軽にコミュニケーションがとれる
・自由度が高い宣伝が低コストでできる
それぞれを詳しく見ていきましょう。
ハッシュタグでターゲットに直接アプローチできる
Instagramには、同じハッシュタグが付けられた投稿を一括で検索することができる機能があります。
ハッシュタグは他のソーシャルメディアでも使用されていますが、Instagramでは特に高い効果が期待できます。
投稿に適切なハッシュタグを使用することで、特定のキーワードに関心を持つターゲットユーザーに効果的にアプローチすることができます。
サービスの魅力を視覚的に伝えられる
Instagramは写真や動画によるビジュアル表現を効果的に伝えることのできるSNSプラットフォームです。
情報を視覚的に伝えることができるため、テキストベースの宣伝よりも印象に残りやすく、製品やサービスの魅力や特長をより効果的に伝えることができます。
また、統一された画像を投稿し続けることで、企業のブランディングを強化することも可能です。
30~40代のユーザーが急増している
Instagramは少し前まで、若い世代やキラキラ系の画像をアップする女性ユーザーに支持されていたプラットフォームでした。
しかし、最近では美容に限らず趣味やハンドメイド、思い出の共有など日常のさまざまなコンテンツを手軽に投稿できるため、ユーザー層が大きく変化しています。
性別の差も縮まりつつあり、20代だけでなく30代や40代のユーザーも増加し、より多様な層にアプローチできるようになりました。
多くの人が商品やサービスに関する情報収集にInstagramを活用しており、ビジネスのツールとしての価値が非常に高いプラットフォームとなっています。
ストーリーズ機能を使ってリアルタイムに発信できる
Instagramのストーリーズは通常の投稿とは異なり、写真や動画を24時間限定で表示できる機能です。この機能を活用することで、リアルタイムな情報をフォロワーに提供できます。
アンケートの実施やライブ配信などの多彩な機能が用意されており、フォロワーとのコミュニケーションを手軽に行えます。さらに、オフラインイベントの瞬間をリアルタイムで伝えるなど多くの使い道があります。
購入までの動線をつなげやすい
Instagramは視覚的な要素を通じてユーザーの欲求を刺激し、そのまま商品の検索から購買までスムーズに行えるという特徴があります。
Instagram内には直接決済できる機能はありませんが、ショップ機能を活用することでECサイトへスムーズに誘導し、商品を購入することが可能です。
ファッションや美容製品に限らず、食事や飲食店、ホテルなどの体験型消費にも適しており、ユーザーの購買欲求に適切なタイミングで対応できるという大きなメリットがあります。
ユーザーと気軽にコミュニケーションがとれる
Instagramを通じてDMやストーリー、コメントなどの手段でユーザーと簡単にコミュニケーションをとることができるのもメリットの一つです。
さらに、フォロワー数を増やして顧客となるユーザーを引き寄せるためには、積極的にユーザーとコミュニケーションを取る必要があります。
フォロワーとの強い結びつきを作るためには継続的な努力が不可欠です。
自由度が高い宣伝が低コストでできる
マスメディアの利用とは異なり、InstagramなどのSNSは無料で活用できるため、コストをかけず利用できます。
広告を出稿する場合でも、従来の広告媒体と比較して遥かにコストが低いため、様々な効果測定を行うことが可能です。
実際、多くの企業がInstagramを活用した集客活動を開始しており、その活用事例は増加傾向にあります。
Instagram内での投稿は基本的に制約がないため、自社が伝えたい情報を自由に発信し続けることが可能です。
インスタ集客のコツとは?
ここでは、インスタ集客のコツについて解説します。
具体的には以下の通りです。
・アカウントのプロフィールを充実する
・他のSNSと連携する
・投稿は「いいね」「保存」されるものを心がける
・リール動画を積極的に取り入れる
・ストーリーズを活用する
・インサイト機能を活用する
それぞれを詳しく見ていきましょう。
プロアカウント(ビジネスアカウント)を開設する
SNS集客でインスタを使う場合、まずインスタグラムのアカウントを開設しましょう。
また、最初に開設した時は個人アカウントの状態になっているので、必ずプロアカウント(ビジネスアカウント)まで作成しましょう。
具体的な手順は以下の通りです。
①個人アカウントを開設する
②電話番号かメールアドレスを登録する
③ビジネスアカウント(プロアカウント)に切り替える
詳しくはこちら(https://www.cra-pro.jp/column/instagram_businessaccount/)を参考にしてください。
アカウントのプロフィールを充実させる
アカウントの開設が出来たら、アカウントのプロフィールを充実させましょう。
プロフィールは「このアカウントが何のアカウントなのか」を分かるように記載するといいでしょう。
プロフィール写真は自社のロゴやイメージ画像などを設定するのがおすすめです。
ウェブサイトは自社の公式サイトなどを設定し、ユーザーを誘導する導線を作りましょう。
他のSNSと連携する
インスタのアカウントをビジネスアカウントにすると、外部アカウント(Facebook)と連携させることができます。
InstagramとFacebookはどちらもMeta社が運営しているSNSなので、連携して使用することができます。さまざまなメリットを得られるので、アカウントを持っている場合は連携しておきましょう。
また、Threads(スレッズ)との連携も可能です。
具体的な連携方法についてはこちら(https://www.cra-pro.jp/column/instagram_businessaccount/)を参考にしてください。
投稿は「いいね」「保存」されるものを心がける
インスタで多くのユーザーに自身の投稿を見てもらうためには、インスタ内の検索や発見タブなどで上位表示されることがポイントです。
例えば「発見タブ」では、上位に表示される仕組みのアルゴリズムで、いいねや保存、コメントなどのエンゲージメントに注目しているとインスタの公式サイトで発表されています。
また、「いいね」よりも「保存」されることがインスタのアルゴリズム上では重要なポイントです。
保存数が多い画像は、発見タブに表示される回数が増え、ユーザーの目にも留まりやすくなります。
消費行動に繋がる可能性も高いため、どんな画像が多く保存されているのかを分析すると、効果を上げやすいと言えるでしょう。
リール動画を積極的に取り入れる
インスタではリール投稿を用いることでショート動画を投稿することができます。
ストーリーズでも動画を投稿できますが、その場合は自身のフォロワーにしか見られません。
一方でリール投稿はホーム画面の下部中央にある「リール」ボタンや、発見タブからフォロワー外に投稿が表示されます。
リール投稿を活用することで、新規フォロワーの獲得や、商品やサービスの認知拡大に期待できるでしょう。
ストーリーズを活用する
ストーリーズは、フォロワーに向けてリアルタイムでお知らせなどの情報を伝えることができます。
また、あユーザーとのコミュニケーションを活性化するために「質問」や「投票機能」などもあります。
アンケートを準備して選択肢からユーザーに投票してもらうことで、現状何が求められているのかを知ることも可能です。
ただし、ストーリーズは基本的に24時間で投稿が消えてしまいます。
情報発信できる時間は限られますが、ユーザーと密にコミュニケーションを取りたいときや、ユーザーニーズを把握したいときに大いに活用できるでしょう。
インサイト機能を活用する
インスタではプロアカウント(ビジネスアカウント)にすると、インスタが提供している公式の分析機能「インサイト」を使うことができます。
インサイトを利用すれば、アカウントを伸ばしていくために重要な保存数やホーム数、リーチ数などの数字を確認できるようになるため、アカウントの弱点(伸ばすべき数値)が明らかになり、やるべきことが明確になります。
もちろん無料で使用できますので、自身のアカウントを伸ばすためにも積極的に活用しましょう。
インスタ集客でやりがちな失敗例
ここでは、インスタ集客でやりがちな失敗例を紹介します。
具体的には以下の通りです。
インスタ集客でやりがちな失敗例・フィードに統一感がない
・ハッシュタグを乱用している
・連続で何度も投稿する
・自社に適したターゲット層の選定ができていない
・フォローバック目的のためにフォローする
フィードに統一感がない
インスタグラムのアカウント全体でコンセプトやスタイルが統一されていないと、フォロワーにとって同一のアカウントとして識別されづらくなります。
したがって、色調や画像の構成など「統一感を持たせる」ための工夫が必要です。
また、ターゲットユーザーに関連性のないコンテンツを投稿しないよう、投稿内容をよく検討することも大切だと言えます。<
ハッシュタグを乱用している
インスタグラムの投稿には適切なハッシュタグを使用し、関心を持つユーザーに認知される必要があります。したがって上限数いっぱいに、ただハッシュタグを乱用している投稿は良い投稿とは言えません。
関係のないハッシュタグの数が多すぎると「スパム」だと勘違いされ、フォロワーが離脱してしまう可能性があります。
ハッシュタグは慎重に選び、過度に使用しないように留意しましょう。
連続で何度も投稿する
「フォロワー数を急いで増やしたい」という気持ちから、過度な連続投稿をしてしまうケースがありますが、これは厳禁です。
短期間で何度も投稿すると、ユーザーのタイムラインが埋もれてしまい、フォロワーが不快に感じてフォロー解除する可能性が高まります。
特にグリッド投稿(1枚の写真を分割して連続投稿する方法)は、視覚的に魅力的に見えるかもしれませんが、フォロワーからはうるさいと感じられがちです。
投稿数の増加だけが成功の鍵ではないため、フォロワーに好意的に受け入れられる運用を心がけましょう。
自社に適したターゲット層の選定ができていない
Instagramを効果的に活用して集客を成功させるためには、正確なターゲット層を特定することが不可欠です。
自社の商品やサービスに興味を持つであろうユーザーに投稿を表示することが重要であるため、興味のない層にアプローチしても効果は期待できません。
投稿への反応が予想よりも鈍い場合にはターゲット層を見直し、投稿内容を調整する必要があります。
フォローバック目的のためにフォローする
単にフォロワーを増やすために一般ユーザーをフォローしまくるのはあまり効果的ではありません。
なぜなら、必ずしも全員からフォローを返してくれるとは限らないからです。
また、企業アカウントが無差別に多くのユーザーをフォローしていると、ユーザーからは不自然に感じられる場合もあります。
本来、フォローは「このアカウントが興味深いからフォローする」という理由で行われるべきです。
したがって、フォローは関連性のある企業アカウントに対して行い、一般ユーザーに対するフォローは慎重になるのが良いでしょう。
インスタ集客の成功事例
ここからは実際のインスタ集客の成功事例をご紹介します。
インスタ集客の成功事例1.LOWYA(ロウヤ)
2.IKEA(イケア)
3.KATE(ケイト)
事例1.LOWYA(ロウヤ)
「LOWYA」はインテリア・家具の販売を行う企業で、2023年10月時点アカウントのフォロワー数は90.1万人です。公式Instagramアカウントでは、毎日の投稿に加えて週に1回ほど、約1時間にわたるインスタライブを実施しています。
インスタライブでは同社の製品を紹介し、視聴者に対して割引クーポンの提供などを行っています。
LOWYAのインスタライブは毎回3?5万回ほど再生されており、同社の商品を紹介するリール動画も非常に人気で一部では100万回以上再生されているものもあります。
事例2.IKEA(イケア)
「IKEA」はスウェーデン発の大手家具メーカーです。同社はインスタグラムのリール機能を積極的に活用し、ユーザーに商品を紹介する動画コンテンツを多数投稿しています。
日常のシーンと商品を結びつけて製品の使用イメージを鮮明に伝え、ユーザーの購買意欲を刺激するような投稿が特徴です。
さらに、関連するハッシュタグを商品に付けることで、商品の購入を検討しているユーザーに的確にアプローチすることができています。
IKEAのインスタ運用は、インスタグラムのリール機能やハッシュタグなどのプラットフォーム機能を効果的に活用し、集客に成功した優れた事例だと言えます。
事例3.KATE(ケイト)
「KATE」はカネボウ化粧品が展開する世界的に有名なメイクアップブランドで、女性ならば誰もが知るブランドの一つです。
「NO MORE RULES」というスローガンのもと、洗練されたスタイルと多彩な商品ラインナップを特長とし、特に若い世代に高い人気を誇っています。
高級感のある印象に反してKATEの価格帯は手頃で、ドラッグストアなどで手軽に入手できるため、多くのユーザーに愛用されています。
同社はメイクの仕方をストーリーズ機能を利用してユーザーに提供してファンを増やすとともに、ユーザーの購入意欲を高める投稿を続けているため、とても良い事例だといえます。
このような動画コンテンツの制作には一定のコストがかかるかもしれませんが、実際の製品の使用感を視聴者に伝える手段として非常に効果的です。
まとめ
Instagramは効果的な運用方法によって集客力を大きく向上させることが可能です。
Instagramで集客力を高めたいのであれば、今回紹介した運用ポイントを参考にしていただき、アカウント運用を行ってみることをおすすめします。
ノウハウが少なく自社での運用が難しい場合や効果が上がらずに苦労している場合には、プロによる運用代行サービスを検討することも一つの方法です。
インスタ運用を効果的に行い、集客力を高めましょう。