公人のInstagramアカウントを開いた際に、青色のチェックマークを見かけたことはありませんか。実際にどのような基準で公式マークが付けられるのか、気になっている人も多いかもしれません。
この記事では、公式マークの概要や申請に必要な条件について説明します。
競争が激化する中で新しい集客、新規顧客、採用の導線として競合他社に差をつけたいならInstagramを使うべきです!
◎なぜInstagramなのか?
今やInstagramは女子高生や若者が暇つぶしで使うSNSではなく、ビジネスにも活用できるかなり優秀なプラットフォームとなっています。
特にInstagramはその拡散力と顧客教育、成約までの動線設計の柔軟性の高さから、認知獲得、集客、そして新しい採用手法として活用されてきています。
年間100社以上の企業Instagramを支援する私からしても、本当に多くの企業が活用しててきてるなと感じます。
・Instagramで集客、認知拡大、採用を検討している方
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Instagramの公式マークとは?
該当アカウントが「本物である」とInstagramが公式に認めた際に与えられるバッジです。
運営側に認証を申請し、審査の結果として特定の要件を満たしていると認められれば「青い認証バッジ」がアカウントに追加されます。
このマークは、ユーザーにとって『公式アカウントである』ことを一目で確認できる便利なものであり、そのアカウントに対する信頼性を高める助けとなります。
フォロワーの獲得に寄与する可能性が高く、なりすましアカウントの被害を防ぐ対策としても大いに役立ちます。
公式マークの支払い
Instagramにおいて、公式マーク(認証バッジ)を取得するためにかかる費用はありません。そのため、コストをかけることなく、ユーザーからの信頼を高めることができます。
Instagramの公式マークを取得するメリット
公式マークを取得するメリット・なりすましアカウントの被害を防ぐ
・日本語以外の言語を使用したユーザーへのアピールになる
・アカウントの信頼性が高まる
順に解説します。
なりすましアカウントの被害を防ぐ
なりすましアカウントは、突然現れます。特に成長中のアカウントほどその数が増える傾向があるようです。
アカウント運用者であれば「なりすましアカウント」の特徴をすぐに見破ることができるかもしれませんが、一般ユーザーには区別が難しいケースも多く、被害が拡大しています。
もし誤った情報を拡散させてしまう「なりすましアカウント」が出現した場合、SNSの拡散力によって修復が難しい事態になることもあるため、注意しなければいけません。
こうしたトラブルを回避するためにも「公式マーク」を活用し、ユーザーに正確な情報を提供できるようにしましょう。
日本語以外の言語を使用したユーザーへのアピールになる
公式マークがあれば、日本語以外の言語のユーザーにもアプローチが可能です。
そもそもこのマークは「公式」という漢字の意味が理解できなくても、世界中で共通の認識があるため、言語に依存せず、幅広いユーザーにアピールすることができます。
アカウントの信頼性が高まる
公式マークが付いてアカウントの信頼度が高まることで、ユーザーはそのアカウントを安心してフォローできるようになります。
手続きには多少の手間がかかるかもしれませんが、信頼性が求められるアカウントにとっては効果的なサインになるでしょう。
Instagramの公式マークを申請するために準備するもの
申請に関して必要なものは以下のとおりです。
申請に必要なもの①アカウントの基本情報
②公的な身元証明
③形式的な要件の確認
④ビジネスアカウント
順に解説します。
①アカウントの基本情報
アカウントに関して、以下のような情報を入力する必要があります。
・アカウント名
・アカウントのカテゴリ(個人、ビジネス、メディアなど)
・連絡先情報
あらかじめ確認しておきましょう。
②公的な身元証明
公式マークを申請する場合、以下のような身元証明書の提出を要求されることがあります。
・パスポート
・運転免許証
・法人登記簿
公的な身元証明書を提出することで、アカウントの実在性や運営者の存在を確認する目的があります。
③形式的な要件の確認
公式マークを申請するアカウントに対して、以下のような特定の要件を設定することがあります。
・一定数のフォロワー数
・エンゲージメント率
・アカウント活動の頻度
③ビジネスアカウント
Instagramの公式マークを申請する前に、まずビジネスアカウントに切り替える必要があります。ビジネスアカウントは、企業やブランド、クリエイターなどのプロフェッショナルが利用することのできるアカウントです。
公式マークを申請する前に、ビジネスアカウントに切り替える準備を整えましょう。
Instagramの公式マークの申請手順
申請手順1.プロフィールの右上にある三本線をタップ
2.設定を選択
3.認証リクエストをタップ
4.表示された順に必須事項を入力
5.本人確認書類をアップロードして送信
申請後、30日以内にアクティビティ通知を受け取り、アカウントが認証されたかどうかの結果を確認できます。なお、もし却下された場合でも、30日経過後に再び申請することができます。
したがって、仮に一度却下されてしまった場合でも、改善を行い再度申請してみましょう。
Instagramの公式マーク取得時の注意点
公式マークを取得する際に留意すべきポイントは以下の通りです。
留意すべきポイント・必ずしも取得できるわけではない
・公式マークがあっても優先表示されるわけではない
・ユーザー名の変更ができなくなる
・規約違反はアカウントを停止される場合もある
順に解説します。
必ずしも取得できるわけではない
公式マークの申請は必ず成功するわけではありません。該当するアカウントが運営側の定めた条件に満たない場合には申請が却下されることもあります。
したがって、申請前に情報を正確に入力し、書類を準備する際には慎重に確認することが重要です。入力ミスや書類の不備は申請却下の原因となることがあります。
公式マークがあっても優先表示されるわけではない
公式マークは他のアカウントより優先的に表示されるためのアイテムではありません。公式マークは「アカウントの信頼性」を示すものです。
ただし、ブランドイメージや信頼性を向上することで、あなたのアカウントはアルゴリズムやユーザーからの評価を受けやすい状態になります。アカウントの評価が上がるので、検索結果の上位や目立つ位置に表示されやすくなるかもしれません。
ユーザー名の変更ができなくなる
公式マークの申請を行う前に『変更しないユーザー名』に確定させる必要があります。つまり、ユーザー名が変更できなくなるのです。
しかし「名前」はいつでも変更できます。名前には日本語も使用できるため、検索において名前が主に活用されます。
規約違反はアカウントを停止される場合もある
規約に違反するような運用を行っていた場合、運営側から「不適切である」とみなされる可能性があります。
このような状況になると最悪の場合にはアカウントが一時的、または永久的に停止されたりする可能性があるため、運用には注意が必要です。
Instagramの公式マーク取得後
ただ認証バッチを付けるだけではなく、しっかりと自社で戦略を立てて運用に取り組むことで、Instagramマーケティングの成果をさらに高めることができます。
具体的には以下のような内容を意識すると良いでしょう。
公式マーク取得後にすべきこと・機能を活用してアクションに繋げる
・コンテンツの分析と改善を繰り返す
詳しく解説します。
機能を活用してアクションに繋げる
公式マークを取得すると、Instagramのストーリーズにリンクを設置してウェブサイトへ誘導することができます。
その他にもInstagramには、ユーザーのアクションを導く「多くの機能」が提供されています。これらの機能を活用して、ユーザーの購買意欲を高めることができます。
また、まとめ(ガイド)機能を使用して商品をカタログ化しておすすめ商品を表示したり、ショッピングタグを設定して商品の購入を促進したりして、ユーザーのアクションに繋げる動線をつくることができます。
コンテンツの分析と改善を繰り返す
投稿を行った後の分析は非常に重要です。インプレッション数、いいね数、保存数などの指標をどれだけ獲得できたか、フォロワー数に変化があったかなどを総合的に評価し、過去の投稿と比較しながら次の投稿に活かしていきましょう。
無料で使えるインサイトは、ビジネスアカウントに切り替えることで誰でも利用できます。フォロワーの属性やアカウント全体のリーチ、エンゲージメント、各投稿のリーチといった運営していくにあたり必要となる「貴重な情報」を得ることができます。
これらのデータを活用し、戦略を最適化して最速で目標を達成しましょう。
Instagramの公式マークを取得した企業
公式マークは、既に多くの企業が取得しています。例えば以下のようなアカウントが挙げられます。
ポカリスエット | 大塚製薬が製造している、CMで有名な健康飲料水 |
無印良品 | 世界各国に展開し、衣料や食品はもちろん、家庭用品に至るまでトータルで提供している株式会社良品計画のプライベートブランド |
ダイソー | 株式会社大創産業が展開する、多くの人にとってお馴染みの百均ショップ |
上記で紹介した以外にも、多くの企業やブランドが「認証バッジ」を取得し、信頼性を高めています。
まとめ
Instagramの公式マークは、特にビジネス目的でアカウントを運用する企業にとって重要な制度です。
公式マークを取得することで、ブランドの信頼性を高め、ユーザーからの信頼を築くことができ、フォロワーを増やすことが期待できます。また、なりすましアカウントに対する予防策としても役立ちます。
さらに、上位表示されやすくなるため、エンゲージメント率の向上も期待できるでしょう。
認証バッジの申請方法は比較的簡単ですので、必要な条件を満たしている場合、ぜひ当記事を参考にして一度申請してみてください。